2009年全交大会国際宣言
2009年 09月 06日
2009年全交大会国際宣言
8月1-2日横浜において、イラク、アメリカ、フィリピン、韓国、日本から平和と民主主義を求める民衆が集まり、全交大会を開催した。
グローバル恐慌、イラクにおける多国籍軍の撤退および米軍の一部撤退はグローバル資本主義の戦争と新自由主義政策が破綻しつつあることを示している。いままさに戦争と新自由主義政策を根本的に転換させるときにきている。
世界の反戦平和運動は、全占領軍の即時完全撤退させ、石油資源をグローバル資本に渡さない政教分離の民主的政府をイラクに樹立しなければならない。それが二度と国際法を踏みにじる違法な戦争を許さず、平和な世界を作っていくことにつながる。
そのためのイラク民衆の力の結集がイラク自由会議(IFC)である。IFCはすでに米軍一部撤退の情勢を見越し、今年3月に国際労働者大会を開催してイラク労働者の統一、世界の労働者との連帯を実現している。IFCとの連帯を強め、支えることが世界の反戦平和運動の共通の課題である。
そのIFCの活動を支えているのが、サナ衛星テレビである。サナ衛星テレビは、イスラム政治勢力、マリキ傀儡政府の宣伝に対抗し、IFCがイラク民衆に直接訴えかける重要な役割をはたしている。このメディアを嫌う米軍およびイスラム政治勢力はさまざまな妨害を行っている。テレビ局スタッフの生命が奪われ、機材が略奪、破壊されている。いまサナテレビを全世界で支援し、放送を継続発展させることが最も大切なこととなっている。
戦争の被害者であるイラク民衆とIFC、イラク戦争で加害者の立場を否定しイラク民衆との連帯の道を選んだIVAW、労働者の立場から戦争協力を許さない闘いを展開しているUSLAW、世界の反戦平和運動が連帯して闘うならば、完全勝利は可能である。
また、解雇と貧困の元凶である労働者派遣法を撤廃させ、新自由主義をとめよう。韓国と日本は非正規労働・派遣労働との闘いでは共通した課題を抱えている。非正規労働・派遣労働の撤廃に向けて、国際連帯を強めなければならない。世界で子供たちと市民を戦争から守る無防備地域宣言運動を支援しよう。
以下、宣言する。
1.グローバル資本によるイラクの石油資源の違法な略奪を止めるために、グローバル資本と各国政府に対する抗議キャンペーンを展開しよう。
2.イラクの全占領軍即時完全撤退を求め、継続したキャンペーンに取り組み2009年秋と2010年3月に国際共同行動に取り組もう。
3.イラクでの非民族主義、政教分離の民主的政府の実現に向けてIFCへの連帯を広げよう。IFCを支えるイラクのサナ衛星テレビを存続し経営を支援するため、1400万円募金を来年2月までに取り組もう。
4.サダム政権下に制定された反労働者法制、特に政令150号、151号のもとでいまだに苦しむイラク労働者への国際的支援を強めよう。
5.世界中の子どもと市民を守るため、無防備地域の発展のための子ども平和地域運動を支援しよう。
6.労働者派遣・非正規職の撤廃に向けた国際連帯を強め、パナソニックプラズマディスプレイ偽装請負大阪高裁判決を確定させる吉岡最高裁署名を全世界で広げよう。
2009年8月2日
アブ・ワッタン イラク自由会議 (IFC)
ケビン・ハッセイ アメリカ反戦労働者の会 (USLAW)
T.J.ブオノモ イラク戦争反対帰還兵士の会 (IVAW)
ポール・ガラン フィリピン アバカダカユマンギ地域発展基金 (AKCDF)
佐藤 和義 民主主義的社会主義運動 (MDS)
山川 義保 平和と民主主義をめざす全国交歓会 (ZENKO)
平和と民主主義をめざす全国交歓会 第39回大会参加者一同
8月1-2日横浜において、イラク、アメリカ、フィリピン、韓国、日本から平和と民主主義を求める民衆が集まり、全交大会を開催した。
グローバル恐慌、イラクにおける多国籍軍の撤退および米軍の一部撤退はグローバル資本主義の戦争と新自由主義政策が破綻しつつあることを示している。いままさに戦争と新自由主義政策を根本的に転換させるときにきている。
世界の反戦平和運動は、全占領軍の即時完全撤退させ、石油資源をグローバル資本に渡さない政教分離の民主的政府をイラクに樹立しなければならない。それが二度と国際法を踏みにじる違法な戦争を許さず、平和な世界を作っていくことにつながる。
そのためのイラク民衆の力の結集がイラク自由会議(IFC)である。IFCはすでに米軍一部撤退の情勢を見越し、今年3月に国際労働者大会を開催してイラク労働者の統一、世界の労働者との連帯を実現している。IFCとの連帯を強め、支えることが世界の反戦平和運動の共通の課題である。
そのIFCの活動を支えているのが、サナ衛星テレビである。サナ衛星テレビは、イスラム政治勢力、マリキ傀儡政府の宣伝に対抗し、IFCがイラク民衆に直接訴えかける重要な役割をはたしている。このメディアを嫌う米軍およびイスラム政治勢力はさまざまな妨害を行っている。テレビ局スタッフの生命が奪われ、機材が略奪、破壊されている。いまサナテレビを全世界で支援し、放送を継続発展させることが最も大切なこととなっている。
戦争の被害者であるイラク民衆とIFC、イラク戦争で加害者の立場を否定しイラク民衆との連帯の道を選んだIVAW、労働者の立場から戦争協力を許さない闘いを展開しているUSLAW、世界の反戦平和運動が連帯して闘うならば、完全勝利は可能である。
また、解雇と貧困の元凶である労働者派遣法を撤廃させ、新自由主義をとめよう。韓国と日本は非正規労働・派遣労働との闘いでは共通した課題を抱えている。非正規労働・派遣労働の撤廃に向けて、国際連帯を強めなければならない。世界で子供たちと市民を戦争から守る無防備地域宣言運動を支援しよう。
以下、宣言する。
1.グローバル資本によるイラクの石油資源の違法な略奪を止めるために、グローバル資本と各国政府に対する抗議キャンペーンを展開しよう。
2.イラクの全占領軍即時完全撤退を求め、継続したキャンペーンに取り組み2009年秋と2010年3月に国際共同行動に取り組もう。
3.イラクでの非民族主義、政教分離の民主的政府の実現に向けてIFCへの連帯を広げよう。IFCを支えるイラクのサナ衛星テレビを存続し経営を支援するため、1400万円募金を来年2月までに取り組もう。
4.サダム政権下に制定された反労働者法制、特に政令150号、151号のもとでいまだに苦しむイラク労働者への国際的支援を強めよう。
5.世界中の子どもと市民を守るため、無防備地域の発展のための子ども平和地域運動を支援しよう。
6.労働者派遣・非正規職の撤廃に向けた国際連帯を強め、パナソニックプラズマディスプレイ偽装請負大阪高裁判決を確定させる吉岡最高裁署名を全世界で広げよう。
2009年8月2日
アブ・ワッタン イラク自由会議 (IFC)
ケビン・ハッセイ アメリカ反戦労働者の会 (USLAW)
T.J.ブオノモ イラク戦争反対帰還兵士の会 (IVAW)
ポール・ガラン フィリピン アバカダカユマンギ地域発展基金 (AKCDF)
佐藤 和義 民主主義的社会主義運動 (MDS)
山川 義保 平和と民主主義をめざす全国交歓会 (ZENKO)
平和と民主主義をめざす全国交歓会 第39回大会参加者一同
by hiro_sana
| 2009-09-06 19:38
| 全国のイベント