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by hiro_sana
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イラク労働者国際大会にUSLAWを率いて参加したマイケル・アイゼンシャー
さんが、大会の報告記事をLabor Notesに書いています。翻訳してみました。



http://www.labornotes.org/

(以下対訳)

Still Under Occupation, Iraqi Unions Find U.S. Allies

未だ占領下にあるイラク労組、米国の盟友を獲得

— Michael Eisenscher



The First International Labor Conference in Iraq witnessed the rebirth of Iraq’s labor movement after years of repression. Photo: Michael Eisenscher 

イラクにおける第一回国際労働大会が長年の圧制を経てイラク労働運動の再生の舞台となった

The two young members of Iraq Veterans Against the War were nervous about speaking to a crowd of Iraqis, in the Kurdish city of Erbil. They’d seen and done actions in Iraq they would do anything to undo. How would the crowd receive them?

イラクのクルド地域の都市アルビルで、IVAWのメンバーである2人の若者が、イラク人聴衆に対するスピーチを前に緊張していた。彼らは、それを元通りにできるなら、どんなことでもしたいと思えるほどの行為を、イラクで目にし、そして自ら行っていたのだ。

As they finished their presentation to a conference of Iraqi union leaders March 14, an older man rushed the stage. No one knew what to expect—he was an ultra-nationalist who’d lost family members in the six years Iraq has been occupied.

3月14日、イラクの労組指導者が集った大会でのスピーチを終えた時、1人の年配の男性がステージに駆け寄った。みんな何が起こるのだろうと固唾を呑んだ。というのも、彼はこの六年間のイラク占領期間中に家族を失った強硬な民族主義者だったのだ。

The man grabbed the mic and said in Arabic, “I’ve come up here to embrace my comrades from America.” Tears flowed as they all hugged and the room burst into applause.

男性はマイクを掴んで、アラビア語でこう述べた。「私はアメリカからやって来た我が同志を抱擁するためにこの場に出てきた」と。彼ら三人が抱き合った時、涙が頬を伝い、会場は拍手喝さいに包まれた。

REBIRTH

再生

The anti-war veterans were there as part of U.S. Labor Against the War’s delegation to the First International Labor Conference in Iraq, witnessing the rebirth of its labor movement after years of repression.

その二人の反戦帰還兵は、イラクにおける初めての国際労働者大会へ派遣されたUSLAW代表団に加わって参加し、長年の圧制を経てイラク労働運動が再生する現場を目撃することとなった。

As a dozen TV cameras whirred and the conference was reported all over the Middle East, delegates founded a confederation that brought together the powerful Federation of Oil Unions, the Electricity (utility) Union, and the General Federation of Workers Councils and Unions. The conference included 200 delegates from a broad cross-section of the workforce and 15 of 18 provinces.

十台を超えるテレビカメラが中継し、大会が中東全域に報道される中、大会参加団は、強力なイラク石油労組連盟、電力(公益事業)労組、全イラク労働者評議会労働組合連合を結合する連合体を設立した。この大会には、18州中15州から、中官民を横断する幅広い労働戦線を代表する派遣団が、参加していた。

Under both Saddam Hussein and the newly installed regime, Iraq’s unions have struggled for the right to exist. In 1987 the dictator declared public workers “civil servants,” making it illegal for them to unionize. They are 80 percent of Iraq’s labor force.

サダム・フセイン及びその後新たに成立した政権双方の下で、イラクの労働組合は生き残りをかけた戦いを続けてきた。1987年には、独裁者が公共部門の労働者を「公僕」と宣言し、彼らの労組結成を違法化してしまった。彼らはイラクの労働人口の8割を占めているのだ。

That law was on the books when the U.S. invaded in 2003. Paul Bremer, director of the Coalition Provision Authority, ditched most of the Iraqi legal code, but he found one law he liked, and he kept it. That labor law was passed on to the incumbent Iraqi regime, which has enforced it energetically.

その法律は、2003年に米国がイラクを侵略した時にも生きていた。暫定連合当局長官だったポール・ブレマーは、イラクの法律のほとんどを廃棄したが、唯一お気に入りの法を見つけ、それを維持した。その労働法こそ、現政権に引き継がれ、精力的に強制されているのである。

In that way, the situation in Iraq resembles the U.S. labor movement before the Wagner Act of 1935. Workers had no legal protection to organize a union and no legally guaranteed rights, but they organized unions anyway, and the Iraqis have done so as well.

その点で、イラクにおける状況は、1935年のワグナー法成立以前の米国労働運動の状況に酷似している。米国労働者は当時、労組結成のための法的保護をなんら持たず、法的に認められた権利をまったく有していなかったが、それでも彼らはかまわず労組を結成し、イラク労働者もまた首尾よくそうしているのだ。

The government applies the anti-union laws selectively, primarily to weaken labor’s influence in high-value public enterprises, especially oil. At times, including in the last six months, the government has gone beyond simply regulating or repressing union operations.

イラク政府は、基本的には石油関連の高価値の公共事業体における労組の影響力を弱めるために、反労組法を選択的に適用している。時には、過去半年間の出来事を含め、政府は、単に労組の活動を規制し弾圧する以上のことをしている。

It has used the power of the state and the military to invade union offices, destroy equipment, seize records, freeze bank accounts, and on occasion arrest union leaders. The current Maliki government even sought to certify who is entitled to lead unions and tried to impose government-controlled elections. It backed off in the face of massive resistance by workers.

政府は、国家権力と軍事力を使って、労組指導者に干渉し、施設を破壊し、記録を押収し、銀行口座を凍結し、そして時には、労組幹部を逮捕してきた。現在のマリキ政権は、労組指導部の認可制及び労組執行部選挙の政府管理制まで導入しようとさえした。この企ては、労働者の大衆的な抵抗を前に、撤回を余儀なくされたのだ。

Early in the occupation, the U.S. military was involved directly in these actions, but now has subcontracted that job to the Iraqi government. Union leaders were tortured and assassinated in the first years of the occupation by sectarian militias and death squads widely believed to be acting on behalf of the occupation forces.

占領初期には、米軍が直接これらの動きに関与していたが、現在では、イラク政府にこの仕事を請け負わせている。労組幹部は、占領初期、占領軍の意を受けて行動していると広く信じられている諸党派の武装グループや殺人部隊によって拷問を受けたり、暗殺されたりした。

The government’s raids of union offices are a response to organized workers’ demands to change the way the country operates, both on the job and off. Unions have ardently defended public ownership of Iraq’s oil and have fought privatization of government-owned enterprises. They have demanded that the reconstruction not be dictated by foreigners.

労働者からの職場内外での国のあり方を変えてほしいという組織的要求に対して、政府は労組事務所への襲撃という形で応えた。労組はイラク石油の公的所有を懸命に防衛し、国有企業の民営化と戦った。彼らは、国家再建が外国人によってさしずされないことを要求した。

This contradicts the government’s and the U.S. agenda. Right now, the government is demanding that the teachers union hold government-run elections—although its leadership has already been democratically elected. Five hundred teachers turned out for a demonstration in Baghdad March 28.

この立場は政府及び米国の方針と矛盾する。現在、政府は、すでに民主的に執行部選出を終えている教員組合に対して、政府管理下の選挙を実施するよう要求している。500人の教員が3月28日のバグダッドデモに参加した。

STRIKES OVER LIGHTS OUT

The unions are finding remarkable ways to resist the conditions rising from a foreign army’s occupation and help serve the people of Iraq. One challenge has been the fight for reliable electric power.

労組は、外国軍による占領から派生する諸状況に抗し、イラク市民の役に立つために、目を見張るような方法を見出している。一つの取り組みは、安定的に電力供給を求める闘いである。

After the invasion the U.S. military occupied a power station serving four provinces and 5 million people. They declared it a military encampment, which turned it into a target, and resulted in several union members becoming casualties when insurgents attacked the base.

侵略後、米軍は4つの州、人口にして500万人を支えていた発電所を占拠した。彼らはそこを軍の宿営地だと宣言し、それによって発電所は軍事攻撃の標的になり、その結果、何人かの労組員が武装勢力による襲撃の犠牲となった。

The local union at the power station demanded the military leave, but was ignored. The U.S. military decreed that no Iraqis would be permitted in the station after dark—making it impossible to maintain the station 24 hours a day. When some workers tried to enter the station one night to make repairs, they were arrested.

発電所の地元の労組は、軍隊の撤退を要求したが無視された。米軍は、夕暮れ以降はイラク人の発電所内への立ち入り禁止を発令し、そのことによって発電所を24時間体制で稼動させることが不可能になった。ある労働者が夜間に修理のために発電所内に入ろうとしたが、彼らは逮捕されてしまった。

The union called a strike that compelled the military to release its members. That led to more strikes over workplace issues and the demand that the station be demilitarized. The Iraqi government ultimately negotiated for removal of U.S. troops, and today there’s no military presence.

労組はストライキを呼びかけ、軍は、逮捕した労組員の釈放を余儀なくされた。この件によって、職場の諸問題および発電所の非軍事化要求をめぐるさらなるストライキへと発展した。最終的にイラク政府は、発電所からの米軍の撤退を求めて交渉し、現在ではその発電所に軍隊はいない。

All this came without firing a shot—and from a union that is technically illegal. That same kind of power has been demonstrated repeatedly by oil workers, dock workers, and others, responding to the conditions of occupation.

この件は一発の弾丸を発砲することなく実現した。しかも、法的には「違法な」労働組合がやってのけたのだ。これと同様の力が、占領下の諸問題に立ち向かう石油労働者、港湾労働者らによって、繰り返し示されている。

Meanwhile, while the U.S. government pontificates about building democracy in Iraq, it is silent about union rights.

ちなみに、米国政府は仰々しくイラクにおける民主主義の建設をのたまいながら、労組の権利についてはまったく寡黙である。

Iraqi unionists want the same things we want: democracy and the right to run their own affairs, respect for union rights, to rebuild their country without interference. They are eager to meet unionists in the U.S. Civil engineers want to learn how to rebuild infrastructure, and utility workers are thinking about how the power industry should be administered. The moment is ripe for U.S. unions to invite their counterparts

イラクの労働組合活動家は、我々が要求しているものと同じものを要求している。民主主義であり、自らの組合を自ら運営する権利であり、労組の権利を尊重することであり、外部からの干渉なく自国を債権する権利である。彼らは米国の労働組合活動家との出会いを渇望している。土木技術者は、インフラの再建方法を知りたがっているし、公共事業体の労働者は電力産業の運営方法について考えている。米国労組がイラク労組を招待する時は既に熟している。
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by hiro_sana | 2009-05-27 22:30 | English articles
サーレフ・アル・イラキさんは、5月22日午後訪れた原爆資料館で、
見学の最後に次のような記帳をされました。

イラク平和テレビ局inJapanのスタッフに翻訳してもらいました。

(以下記帳文の直訳)

この町で罪のない人々を犠牲にしたこの惨事を目の当たりにすると、
これはまた引き起こした者たちの残忍さを示すものですが、私は悼み
と悲しみを感じさせられます。我々は、より良い世界を実現するために、
世界があらゆる種類の武器を捨て去り、暴力や戦争を放棄することを
願います。
サーレハル・イラーキー 
イラク自由会議執行委員会副代表
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by hiro_sana | 2009-05-25 21:18 | 広島のイベント
去る5月22日(金)、広島市西区民文化センター会議室で開催しました
第1回「戦争と貧困をなくす国際映像祭in広島」にご参加くださいました
みなさま、平日の夜にもかかわらず本当にありがとうございました。

サナテレビ制作の「イブン・アル・カッフ病院~占領被害者たち」は、占領
の暴力で脊椎に怪我をした患者たちを、限られた器材の中でも懸命に治療
し、リハビリを続けながら、パラリンピックでメダルを取るものまで輩出して
いるこの病院の優れた取り組みを伝えていました。

イラクの人々のこうした着実な取り組みを伝えるサナの映像こそ、事後の感
想交流のなかでも出されたように、はっきりと「希望」のメッセージが伝わる
ものでした。

サーレフさんは、午後の時間帯で原爆資料館を見学されました。一時間半
じっくりと被爆の実相を伝える展示を見学され、しばしば被爆写真の前で
ハンカチを目にあてておられました。「被爆の惨状を伝える展示を見ると、
どうしてもイラクの現状を思い出す」と言われていました。

イラク平和テレビ局inJapan・広島が提唱して実現したイラク原爆写真展
の状況を報告する映像も、今回上映することができました。IFCは昨秋以来
現在までにイラク国内四箇所(バグダッド二ヶ所、ハラブジャ、スレイマニア)
で原爆展を開催し、総計2千数百人の人が見学に訪れています。

マーチンさんは、シカゴのケーブルテレビで、パブリックアクセス(住民参加
の番組作りの権利)を最大限活かした独立系メディアグループ、レイバー
ビートの取り組みを報告してくれました。またレイバービートがこの間、取材
を続け、信頼関係を築き上げてきたIVAW(イラク反戦帰還兵の会)のアーロ
ン・ヒューズの映像は、侵略者であった自分が再度イラクの地を踏み、イラク人
の前で、「許しを請うのではなく、戦争をやめさせるための責任をとりたいんだ」
という発言をし、それを聞いた戦争で親戚を失ったイラク人参加者がステージに
歩みより二人の帰還兵を抱擁する、感動的な映像でした。

一般の映画館でも上映してほしいと思える質の高い、歴史的な意義のある映像
であったと思います。

イラク平和テレビ局inJapan・広島では、今回の広島会場では上映できなかった
多くの公募作品や新たなサナ映像を含め、今後地域上映会を通じてご紹介して
行きたいと考えておりますl。

今後ともご支援、ご協力よろしくお願いします。
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by hiro_sana | 2009-05-24 22:49 | 広島のイベント
イラク平和テレビ局inJapan・広島から第1回「貧困と戦争をなく
す国際映像祭in広島」のご案内をさせていただきます。

イラク・サナテレビと米国・レイバービートのメディアアクティヴィスト
が来場します。広島会場は平日の夜になりますが、お誘い合わ
せの上、多数ご来場ください。

イラク平和テレビ局inJapan・広島
http://hirosanatv.exblog.jp/

【以下転送・転載歓迎】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
第1回 戦争と貧困をなくす国際映像祭 2009in広島
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
■日時: 2009年5月22日(金)18:30~

■場所: 広島市西区民文化センター(2Fスタジオ)
   広島市西区横川新町6番1号 TEL082-234-1960
   http://www.cf.city.hiroshima.jp/nishi-cs/  
  ※JR横川駅下車南口から徒歩2分
■上映作品:
・「イブン・アル・カッフ病院の占領被害者たち」(30分)
  制作:IFCサナ衛星テレビ(イラク)
  編集:イラク平和テレビ局in Japan
・「アーロン・ヒューズが語る〜再びイラクの地を踏んで〜」(24分)
  制作:レイバー・ビート(アメリカ)
・「占領下イラクでIFCが成功させた広島原爆写真展」(3分)
  制作:イラク平和テレビ局in Japan・広島
■特別ゲスト:(スピーチと質疑応答)
・サーレフ・アル・イラキさん(サナ衛星テレビ局/バグダッド、イラク)
・マーティン・コンリスクさん(レイバー・ビート/シカゴ、アメリカ)
■参加費: ・一般:999円(中学生以下無料)
        ・学生・障がい者・失業者・シルバー:700円
■主催:「戦争と貧困をなくす国際映像祭2009」実行委員会
     http://www.m-shonan.jp/~ivf/
■広島会場問い合わせ先:イラク平和テレビ局inJapan・広島
     携帯:090-8902-4232(日南田)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(ご案内)
5月16日(土)から24日(日)にかけて第1回「戦争と貧困をなくす
国際映像祭」を各地(東京、神奈川、愛知、京都、大阪、広島、沖
縄)で開催します。

今や映像(メディア)は一部の権力者や放送局の専有物ではありま
せん。市民一人ひとりがインターネットを通じて全世界に映像を発信
することができます。そして時に映像は、戦争と暴力を止めるなど、
歴史を動かす力を持っています。

今、世界の各地で「戦争と貧困」をなくすために映像を記録し、映像
を  発信する取り組みが行われています。国際映像祭では、各地
の映像を見るだ けでなく、市民メディア運動をどう広げていくか、戦
争と貧困の社会を変える可能性を探っていきます。

■戦争と貧困をなくす国際映像祭2009」実行委員会 
   http://www.mshonan.jp/~ivf/
■共同代表:伊藤成彦(中央大学教授)、新倉修(青山学院大学教授)、
 前田朗(東京造形大学教授)(順不同、敬称略)

■呼びかけ人:上原公子(元国立市長)、大城盛俊(沖縄戦と平和を伝
 える会)、川端諭(日本キリスト教団牧師)、きくちゆみ(著作・翻訳家/
 環境・平和活動家)、斎藤貴男(ジャーナリスト)、ジャン・ユンカーマン
 (映画監督)、田保寿一(ジャーナリスト)、土屋トカチ(映画監督)、豊田
 直巳(フォトジャーナリスト)、野中章弘(アジアプレス・インターナショナル)、
 本多立太郎(わんぱく通信)、横原由紀夫、吉岡力(松下PDP偽装請負
 事件訴訟原告)外多数

■広島会場上映作品の紹介
①「イブン・アル・カッフ病院の占領被害者たち」(30分)
                       イラク/IFCサナ衛星テレビ制作
イラクにあるイブン・アル・カッフ脊椎(せきつい)損傷者病院は、脊椎を負
傷した患者を専門に治療し、リハビリテーションをおこなう病院。この病院
にはイラク全土から1500人もの患者が集まってきている。手足が完全に
麻痺しているような重傷の患者もいる。

サナテレビはこの病院の医師、看護士、そして患者自身にインタビューを
行った。その中で、2003年からのアメリカによる占領の下で入院患者が増
加してきたことが明らかになる。米軍に銃撃を受けて脊椎を損傷した患者
が多数いる。イスラム政治勢力の攻撃で負傷した人も。

イブン・アル・カッフ病院は、米軍による占領の下での混乱の中で略奪に
合い、患者のカルテの全てを失うといった被害にもあっている。 様々な困
難の中で、イブン・アル・カッフ病院では賢明な治療とリハビリを行っている。

イラク国内で有数の実績を持つリハビリ訓練の中で、2008年に開催された
北京障害者オリンピックで銅メダルを2個獲得。 米軍による占領によって
傷つけられた人々の苦しみと、それを克服しようとする病院・患者の共同
の取り組みが見る人の心を打つ。


②「アーロン・ヒューズが語る~再びイラクの地を踏んで~」(24分)
                         アメリカ/レイバー・ビート制作
全米各地の反戦行動でイラク戦争の真実を語るIVAW(戦争に反対する
イラク帰還兵の会)。シカゴで活動する元青年兵士アーロン・ヒューズは、
2009年3月アルビル市で開催されたイラク国際労働者大会参加のため、
自らの意思で再びイラクの地を踏む。自らの罪とともに闘う決意を語る彼
を、イラク民衆はどう迎えたのか…。

(アーロンの言葉)
「IVAW(イラク戦争に反対する帰還兵士の会)を代表して私はまずお詫び
の言葉を表明したいと思います。なぜなら私自身、一度はこの地を抑圧者
として踏んだ人間に他ならないからです。ですからまず最初に私はお詫び
の言葉をきりださなければなりません。しかし、私がしなければならないこと
は皆さんに許しを請うことではなく、今も苦しんでいる多くの仲間とともに、こ
のテロと戦争を終わらせる責任を引き受けること、それをおいてはないと考
えています。それがこの場に立つことにした理由にほかなりません。皆さん
に本当に感謝します。」

(イラク人が立ちあがって叫んだ言葉)
「私はバスラの石油労働組合の代表をしている、マハメッド・ザキといいます。
私はこの二人がここまで来てくれたことを心から賞賛し、そして二人を抱きし
めたい。そのことによってイラク人とアメリカ人の間に、今は兄弟愛と友情が
このように存在している事の証を、しっかりと示したいのです。そして私は、
われわれの気持ちをすべての人々に示す事を心から希望しています。」

③「占領下イラクでIFCが成功させた広島原爆写真展!」
2008年10月から2009年3月にかけてイラク国内各地
で開催されたIFC主催の広島原爆写真展。その着想から実現
までの経過と想いを、この写真展を提唱した「イラク平和テレビ
局inJapan・広島」が現地映像を交えて報告します。

■ゲストの紹介
★サーレフ・アル・イラキ さん [イラク サナ衛星テレビ局]
サーレフ・アル・イラキさんは、サナテレビ局・バグダッド支局長。中心スタッフ
として、番組の企画・編集にあたるだけでなく、数々の番組のインタビュアーと
して現場に赴きイラク市民の声を報道している。

※サナテレビ局…政教分離・民主的手段でイラク再建をめざすIFC(イラク
自由会議)、日本をはじめ世界の市民運動団体によって創設された民衆メ
ディア。マスメディアの伝えないイラク占領の真実やイラク民衆の闘い、生活
や文化を報道している。日本では、「イラク平和テレビ局 in Japan」がそのコ
ンテンツに日本語ナレーションをつけインターネット配信。イラク平和テレビ
局 in Japanホームページ: http://peacetv.jp/


■マーティン・コンリスク さん[アメリカ レイバー・ビート]
★マーティン・コンリスクさんは、アメリカの民衆メディアであるレイバー・ビート
の中心スタッフとして映像撮影・編集など全般にわたって手がける制作者。

※レイバー・ビート…戦争や教育、労働など社会問題をテーマに独自映像を製
作・配信するシカゴの市民メディア。市民・労働者の真実を知り自ら発信する権
利、パブリックアクセスを運動によってつかみ取り、マスメディアが報道しないパ
レスティナ虐殺抗議や世界恐慌の中で闘う労働者の姿をドキュメントで放映して
いる。

(ここまで)
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by hiro_sana | 2009-05-06 18:51 | 広島のイベント